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弔事(葬儀・法要)のマナー

訃報に接したとき(得意先、取引先関係を含む)
 訃報に接したときは、まず、お悔やみの言葉をかけ、お通夜、葬儀の時間と場所、行う宗教など大切なことのみ確認することです。
 親しい人、特に世話になっていた人、仕事関係で付き合いの深い人などの場合は、すぐ駆けつけることも、「枕花」や「淋しお見舞い」をお届けすることもあるでしょう。こんなときに気をつけたいのは服装のことです。華美なものでなければ、普段着のままで駆けつけるほうが賢明です。女性の場合は、アクセサリー、化粧、髪形に注意しましょう。いろいろ詮索せず、失礼のない、いたわりのある、きちんとしたふるまいをしましょう。
通夜と葬儀(告別式)
 仏教では亡くなったその日を「通夜」と言います。そして、故人と過ごす最後の夜に食事をすることを「通夜ぶるまい」といいます。その意味で通夜に伺ったとき、食事をすすめられたら、断わらずに少しでもいただくのがマナーです。また、神式では「通夜祭」、キリスト教式では「前夜祭」といい、どちらの場合も簡単な食事でもてなすことになっているので心得ておきましょう。
通夜、葬儀に参列するとき
◆仏式のとき
【焼香の仕方(立礼の場合)】
@ 参列者へ会釈をして祭壇の前まで進みます。そして遺族、僧侶、遺影にお辞儀をしてから合掌します。
A 右手の親指、人差し指、中指で香をつまみ、一回香炉の中に落とします。
B 再び合掌します。
C 一歩下がって遺影に深くお辞儀をし、遺族と僧侶に一礼して戻ります。
◆神式のとき
 いわゆる仏式の焼香にあたるのが、神式の玉串奉です。焼香の代わりに玉串を供えます。また、「冥福」「成仏」などは仏教用語にあたるので、お悔やみの言葉にも気をつけましょう。
【玉串奉の仕方】
@ 玉串は根元が右側になるように受け取ります。
A 祭壇の前まで進み、一礼をした後、玉串を時計回りに回します。
B 根元が霊前のほうを向いたら、そのままゆっくり捧げます。そして、一歩下がって二礼した後、しのぴ手を 2回打ち、最後にもう一度一礼してから下がります。
◆キリスト教式のとき
 キリスト教式の葬儀は、故人が属していた教会で牧師(神父)のもとで行われます。葬儀では、食べ物などの供え物はせず、生花のみを供えるのが正式なので、品物は持参しないようにしましょう。
【献花の仕方】
@ 生花が右にくるように右手は下から、左手は上から花を持ちます。
A お棺の前へ進み一礼し、そして茎を霊前に向けて献花台に捧げます。
B 一礼して黙祷し、遺族と牧師(神父)に一礼して戻ります。
香典、供物、供花などの一切を辞退しているとき
 葬儀の通知状や新聞広告などで一切を辞退しているときは、個人的にも会社としても持参しないでもよいのです。
香典の表書きと不祝儀袋の体裁
◆香典
 故人に捧げるお香代やお花代として持参するのが香典です。祝い事のように新札は使わないことです。不祝儀袋の表香きは、宗教によって下図のように違い、基本として文字は薄墨で書きます。
 葬儀に出られないときは、香典を通夜に持参してもよいし、通夜も葬儀にも行けないときは知人に託したり、郵送しても失礼にはなりません。別に「弔電」を打つと丁寧です。
お悔やみの言葉
 遺族に対しては「ご愁傷様」もしくは「お察し致します」と言うだけで充分です。故人の死因などをあれこれ尋ねることは大変失礼にあたります。故人の訃報を聞き、心から弔意を表すために駆けつけるという気持ちが大切ですから、たくさんの言葉はいらないのです。
弔辞を頼まれたとき
 遺族の方から弔辞を依頼されたときは、よほどの事情がない限り、引き受けるのが礼儀です。このときに大事なのは、弔辞の内容を遺族と打ち合わせておくことです。特に自分以外にも弔辞を読む人がいる場合は、弔辞内容の重複の有無、弔辞の長さについて相談しておきましょう。
◆弔辞のポイント
@ 故人を追悼する。 A 故人の人柄を語る。
B エピソードを語る。 C 遺族へのお悔やみを述べる。
D 冥福を祈る。
これらを故人に語りかける文章で書くことです。
通夜の服装、葬儀・告別式の服装
◆通夜のとき
 通夜のときは、地味めの服装であれば、男女とも何でも構いません。しかし、前もって通夜の日時がわかって出かけるときは、葬儀と同じ喪服が無難です。
◆葬儀・告別式のとき
 男性は、黒の上下のスーツ、黒のネクタイ、黒の靴と靴下が基本で、黒のポケットチーフは必要ないでしょう。
 女性は、洋服から靴、バック、ストッキングにいたるまで、すべて黒一色で統一した喪服が正式です。光る素材や光り物、肌が透けるようなレースや肌の出しすぎはタブーです。スカートはひざが隠れる長さを選ぶ、アクセサリーは一連、6ミリ玉ぐらいであれば真珠、オニキス、黒曜石もOKとされています。香水や化粧は薄いのが基本です。
 なお、どうしても黒い洋服が間にあわないからといって「喪章」はつけなくてもよいのです。喪章は喪に服している人という意昧なので、喪家側ならびにお手伝いの人がつけるものです。
葬儀後に訃報を聞いたとき
 亡くなったことを後日聞いてから、故人の家族に弔電や香典を送っても失礼にはなりません。このようなときは喪主宛なり、奥様宛に送ります。万一、奥様の名前がわからないときは、故人の名前と「奥様」または「ご遺族様」などと連名にして出しても構いません。香典は現金書留に入れ、お悔やみを述べた手紙かカードを添えて出すとよいでしょう。あるいは、花屋から生花を送ることもよいでしょう。
七七日忌、一周忌、五十日祭、一年祭などの法要
◆仏式のとき
 亡くなった日から7日ごとに故人を供養します。特に初七日、七七日(四十九日)は、親族、友人が集まり法要を行います。現在では、葬儀当日に初七日を兼ねる場合が多くなっています。
 七七日忌=四十九日忌は、えんま様の審判が下る日に行われるものとされています。この日に故人が極楽浄土に行けるかどうかが決定されるのだそうです。一般的には納骨法要も行われ、「成仏日」とも呼ばれるように、この日をもって「忌明け」するともいわれています。親族や近親者か集まり、好物などを供えて僧侶にお経を上げてもらう法要のことで、「追善供養」ともいいます。
 服装は、喪主側は一周忌まで喪服ですが、一般の参列者は、略式の喪服または平服でという申し出があればそれに従います。
 これらの法要に招かれたときは、故人の好きだったものや線香、香典を持参します。この日をもって成仏するといわれていますので、お供えする金品の表書きは「御仏前」とします(四十九日以前は「御霊前」)。それ以降は百ケ日法要があります。これは新しく仏の仲間入りをした故人の近況を尋ねる法要です。年回忌としては一周忌、三回忌(満2年)、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌と続き、三十三回忌ならびに五十回忌をもって完全に成仏したといわれ、゛弔い上げ″とすることが多いようです。
◆神式のとき
 葬儀の翌日の翌日祭りから、10ロごどに十日祭、二十日祭、三十日祭、四十日祭、五十日祭が行われます。忌明けに相当するのが五十日祭です。百日祭以降は式年祭が始まり、一年祭、三年祭、五年祭、十年祭と続きます。十年祭を迎えて、故人は神になるとされ、五十年祭まで10年ごとに式年祭があります。
 招待された人が、ごく親しい場合には、海の幸や山の幸などのお供えをします。一般的にはお金を包みます。表書きは「御玉串料」「御宝前」「御霊前(みたまえ)」とし、十年祭以降は「御神前」とします。
◆キリスト教式のとき
 カソリックの法要は「追悼ミサ」と呼びます。3日目、7日目、30日目、1年目、その後は毎年、教会で偲ぶ会を開催することが多いようです。プロテスタントでは、1か月後の召天記念日に「記念式」をして、納骨式を兼ねることが多いようです。その後、1年目、3年目、5年目の召天記念日に教会で「追悼式」を行います。
 供物としては、生花を持って行くケースがありますが、お金を包む必要はありません。ただし、会費が予定されている場合には、「お花料」としてお金を包むことが多くなっています。品物を持参するときには、「御弥撒」「御忌慰」と表書きします。
ヒロソーコンサルティング滑・婚葬祭マナーより
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